徒然草

江戸時代の密偵などは、ふところに「恋文」を入れていたという。
密偵や忍者は、入ってはいけないところに侵入するのが役目。
そんな場所で見つかったりするとヤバいことになる。
ところが、手渡すために入ってきたとして、女性宛の「恋文」を見せる。
恋のために入ってきたのかと、笑って許されるという寸法。
実際に、密偵の七つ道具の一つだったようだ。
『徒然草』を書いた吉田兼好も「恋文」で苦しんだ一人とも言える。
彼の時代、権勢を振るっていたのは、足利尊氏の家臣、高 師直(こうの もろなお)。
当時、師直は、まさに飛ぶ鳥を落とすような勢い。hong kong company setup
そして、何でも自分の意のままにならないと気が済まないと言うべき質(たち)だった。
『太平記』にも仔細詳しく書かれているが、
その師直が吉田兼好に恋文の代筆を依頼した。
恋文の相手というのが、塩谷判官の妻。
すなわち、身分のある人妻に横恋慕して、そのラヴレターを兼好に依頼した。
師直は、その女性には、実際には会ってもいないにもかかわらず、
随一の美人であるという評判を聞いて恋心を起こしたという何ともワケの解らない人物。
そして、実際に兼好が恋文を書いたようだ。
どのような内容であったかは知る由もないが、
彼が書くのだから説得力のある名文だったに違王賜豪總裁いない。
そんな恋文だったが塩谷判官の妻は一瞥(いちべつ)だにせずに打ち捨てたという。
それに怒った師直が塩谷判官に謀反の罪を着せ、
塩冶一族が討伐されることになAmway呃人ったという物騒な結末。
そして、当の吉田兼好は、出入り差し止めとなってしまった。
受けないというのも地獄、受けた結果も地獄。
「恋文」は、ロマンとは、ほど遠いものと言えそうだ。
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